
ヒステリカ編、決着。
ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド #9 ロストボーイ


"永遠は素晴らしいけれど残酷なことでもある――。"
以前にもミナの心情が少し語られましたが、常に変わりゆくものの中にあって、ただ1人変わらない永遠に続く命を生きるのは想像もつかない過酷な状況なのでしょうね。
ヴァンパイアはただ1つの想いだけで永遠に生きることだって出来る、というヴェラトゥースの台詞がありましたけど、それは逆で、すがるモノや想いがないとあまりに長過ぎる時間を生きていけないのではないでしょうか。
それがヴェラトゥースにとってのルクレツィア、いまは託されたミナで、ミナ姫にとってのアキラなのかな。
永遠の命に幸せや意味があるのではなく、そこに何を見つけられるかが大切なことかもしれなくて、それは短い人生だけど人間にも同じことが言えることで…、と、そんなことを思いました。
ヴァンパイアは心で生きる存在、という言葉もありましたが、生き続けるためには何かしらの信じる想いを持ち続けなければならないのが、ヴァンパイアの試練なのかもしれません。



ミナ姫とヒステリカの戦いに決着がつきました。
なかなか動きがあって良かったです。ビルの屋上から落ちる空中対決もあったし、チャフ散布や妨害電波や、ミナ姫の DNA 培養液をななみに打ち込んでいた逆転劇とか、面白かったです。
ミナの黒いミニスカワンピース衣装も良かった…(*´д`*)
終わってみると対決が2話分でちょっとあっけなかった気もしますが、展開の早さが小気味イイし、ヒステリカは悪役然としたいいキャラだったかも。
ヒステリカはヴァンパイア至上主義を謳うテロメアの一員で、その脅威を世に示すために自爆テロを行おうとしていたようなのだけど、それとは別の(?)ヴァンパイアの勢力もあるのですね。
ミナ姫が顕身する姿を彼らには知られてはいけないらしくて…、でもよく分かりませんでした。来週からその勢力との対決の話になっていくのでしょうか?

ミナによってななみは救われ、ユヅル×ななみがハッピーエンドのカタチになりました。
ユヅルはヴェラの言葉を聞き、ななみへの想いから、自分からヴァンパイアとなる道を選びました。その決断がスゴイですね。人であるかヴァンパイアであるかは関係なくて、胸にある想いこそが大切だということを見せられた気がします。

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