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KIDDY GiRL-AND 第10話 「生きていた、2人」 感想

KIDDY GiRL-AND #10

サブタイトルの意味に納得。しかしそれよりも今回はディアの活躍が微笑ましかったお話でした。ホント、子供の純粋な想いはときに何よりも強いものです。

KIDDY GiRL-AND (キディ・ガーランド) #10 「生きていた、2人」

KIDDY GiRL-AND #10

トリクシーとトロワジェインが死亡(´・ω・)
無邪気に「は~い」と返事をするディアとは対照的に、アスクールの落ち込みがヒドイものでした。こんなアスクールは以前では考えられません。好物のカボチャプリンにも無反応だなんて。
もう1人のだいじょうぶかなと思っていたク・フィーユもお皿を何枚も割ってしまうほどでした。
2人にとってトリクシーとトロワジェインがそれほどまでに大きな存在だったというのもありますが、加えて彼女たちを守れなかったという悔しさと無力さに打ちひしがれているようですね。
あからさまに態度に出てしまうアスクールと自分の感情を抑えているようなク・フィーユの性格が対照的によく出ていました。


その2人を立ち直らせたのがディアでした。
最初こそディアの子供っぽい無邪気さがアスクールをイラつかせはしましたけれど、

ディア 「でぃあ、やくそくしたもん。いーえすめんばーになってとりーさんやとろんさんのぶんまではたらくって」
ディア 「だいじょうぶ。でぃあがあすくーぅもくぃーゆもまもってあげるね」

子供ゆえのただひたすらに真っ直ぐな想いがアスクールとク・フィーユにトリクシーとトロワジェインが遺した意志と約束を思い出させました。
アスクールたちは最初から自分たちには無理で荷が重過ぎると考えすぎていました。託された未来を守るということ、それは出来る出来ないではなく、その意志と想いこそが大切なのだと、ちっちゃなディアに教えられた感じですね。そして彼女たち2人の想いはアスクールやク・フィーユの中で生き続けます。
きっかけを与えるこうゆう役割は計算高いオトナよりも純粋な子供のほうがしっくりくるナといつも思います。

KIDDY GiRL-AND #10


余談ですが、わたしは舌足らずなディアの CV が最近好きになってきました( ̄▽ ̄*)
キャラクタとしては第2話以降、ク・フィーユのことが気になってます。誰も訊いてませんね。



今回の事件でアスクールが空間断層(トリクシーと同じモノ)、ク・フィーユが時間停止(トロワジェインと同じモノ)を使えるようになりました。
これはどういうことなのでしょうか。亡くなった彼女たちの意志と一緒に能力を継いだようにも見えますけれど、もともとアスクールの瞬間移動も空間に関する能力、ク・フィーユの予知も時間を越える能力だと言えるし、そうすると特殊能力の系統が同じで、作中での言葉通りにその能力の使いこなし方を先輩たちの傍で体感したからなのかもしれません。
さすが"見習い"ヒロインズだけあって、成長の伸びしろには期待が出来ますね。



KIDDY GiRL-AND #10
KIDDY GiRL-AND #10

G ソサエティからの告発により GTO が上層部から業務停止命令を受けていることもあって、アスクールとク・フィーユが準 ES メンバーに昇格、でもまだあくまで見習いとして行動するようです。
これでアスクールたちが正式 ES メンバーに一歩近付きました!(・∀・)
思わず言葉にならない嬉しさでク・フィーユに抱きついたアスクールも可愛いのですが、ここは抱きつかれて慌てるク・フィーユのほうがもっと可愛いデス。
アスクールたちが今後も活躍し、G ソサエティの策謀を暴いて GTO が復活すれば、そのとき2人は正式 ES メンバーになりそうですね。

…なぜだか見習いでありながらGソサエティに監視されていますが、ガンバレ。


次回、第11話は「シャドウワーカー」。
えーと、シャドウワーカーたちの日常を描くのでしょうか?(^^;



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