
生き残るための戦いは続く…。


『蒼穹のファフナー』のテレビ本編より前のできごと、フェストゥムの索敵から逃れるために、島の一部を切り離して囮とするL計画を実行した竜宮島の戦いのお話。
たとえわずかな平穏でも、そのために戦って、そして散っていく、悲しいけれど心に熱いものを感じる物語。平和は誰かの犠牲の上にある。だから島とみんなのために思いを呑み込んで戦い続ける。総士はずっとつらかったんだろうなぁ…ということがここでも分かる。

今作の主人公の僚と祐未の最期が…。祐未の「あなたがそばにいてくれたから」は本編での「あなたはそこにいますか?」の答えでもあったのかな。降りそそぐマリンスノーが美しくて切ない。
最後に僚の音声メッセージを聞いた島のみんなが涙するシーンにぐっときた。わんこが潮流に乗って帰ってきたボロボロのファフナーが誰のものか分かった、そして後を追うようにコックピットで死んでいて、また胸に詰まった。
ほかには世界観や設定の補足を少しできました。今回の戦いも絶望しかなかったけど、世界観に浸れた。

そしてコアの中で眠る乙姫ちゃんがやっぱりかわいい。
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