2009
12
05

獣の奏者エリン 第42話 「セィミヤの涙」 感想

獣の奏者エリン #42

ちょっと視聴が止まっていたのですが(汗)、これから続きを観ていくついでにやっぱり感想を書こうと思います。ブログ休止のときもこの『エリン』だけは最後まで感想を書きたかったのですが…(つд`)。いまでも残念な気持ちです。
とりあえずプチ感想でも何でも、ラストの第50話まで記事を書きたいと思います。

獣の奏者エリン 第42話 「セィミヤの涙」

獣の奏者エリン #42

第39話で闘蛇に襲撃されたことが原因で、真王が亡くなってしまいました。

神王国にあって真王ハルミヤはエリンの理解者で(少なくとも敵対ではなくて)、ハルミヤがいればもしかしたら滅びゆくこの国を何とかいいほうへ変えていけそうな、そんなわずかな希望をわたしは感じたのですけど。
真王が死んでしまったことで、物語は破滅への階段をまた1つ上がってしまいました。


獣の奏者エリン #42

セィミヤはいろいろな想いに揺れているようです。

  • これから自分の力で国を導いていかなければならない重責
  • 国の現実(自分たちが何に守られているか)を見ていなかったこと
  • 真王ハルミヤを襲撃した(と思われる)大公領への拭い切れない不信感
  • シュナンの結婚の申し出が国の平和を守るためという理由だった
  • セィミヤは小さな頃から慕っていたシュナンへの気持ちをたぶん捨てていない
  • 真王の血を引く神であるという誇り


シュナンがセィミヤにプロポーズ!( ゚Д゚)
でもシュナンも国の危急と大公の息子という立場を考えすぎていて、セィミヤへの純粋な想いを上手く伝えられませんでした。もっともそこからアプローチしたとしても、はたしていまのセィミヤに届いたかどうかは…アヤシイですけどね。(^^;


アヤシイといえば、ダミヤですよ。
真王襲撃にはじまって、現真王となったセィミヤの夫への立候補、というかもはや誘導。どちらもまだ断定ではありませんけど、陰謀の臭いがします。
セィミヤはダミヤとシュナンのどちらを取るのでしょうか。


シュナンは闘蛇軍を進軍させて、"奇跡"が起こるか否かでセィミヤに取るべき道を示そうとしました。かなり強引で危険な感じがしますがそれだけシュナンも必死なのだと思います。
セィミヤとシュナンは国を思う気持ちも相手を想う気持ちも持っているのに、お互いにすれ違っちゃっていますね。これもまたこの国の歪みから生まれた悲劇なのかな。

ここでいう"奇跡"はエリンの行動しだいになるのですよね。闘蛇を止める王獣を操れるのはもはやエリンただ一人なのですから。


次回、第43話は「獣ノ医術師」。
うわぁ、上手くいっていたエリンと王獣(リラン)の関係も暗転ですか?(><。シビアな展開が続きます…。



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Chel
Author : Chel

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