
『ToHeart2 OVA』第2話はサブタイトル通りに水着回! でも実質、愛佳と郁乃の小牧姉妹のエピソードでした。今回も面白かったです。
ToHeart2 OVA 第2巻 「あの夏、一番騒がしい海」
愛佳(まなか)の妹、郁乃(いくの / CV: 神崎ちろさん)が登場です。ほぼ全篇、その郁乃の視点から愛佳や貴明、ほか取り巻きたちの姿が描かれていくシナリオでした。


郁乃は何だかオトナびている、というかちょっとヒネたような子ですね。
郁乃はいちばん年齢が下だと思われるのに、こと恋愛に関してはこの中ではいちばん鋭い(というか普通?)かもしれません。ほかは不自然なくらいに鈍チンか電波しかいませんから…(^^; とは言えタマ姉だけは除外かなと思うのですけど、とにかく TVA では恋愛の描写があまりなかったので判断が出来ません。
奥手でドジっ娘の愛佳と、気が回っておせっかいな郁乃の、姉妹の対比が楽しかったです。
郁乃は姉が大好きなのに、いつもこんな感じのツンな態度を取ってしまうのですね。
郁乃は海へ誘われても参加する気はなかったけれど、姉が好意を持っている"貴明"なる男の存在が気になって、じゃあわたしがどんな男か見てあげる、という意図があったのだと思います。それと姉の応援かな。
言動はああなんだけども、根はイイ子です。


郁乃が愛佳と貴明のふたりだけのシチュエーションを作ったり、姓ではなく名前のほうで呼び合うイベントを誘導したりしたとき、愛佳と貴明の2人ともが急にお互いを意識しはじめちゃって、なんだか初々しくて微笑ましく思えました。ニヤニヤよりも、くすぐったい感じ( ̄▽ ̄)
愛佳が可愛い。
やっぱり TVA よりも OVA のほうがキャラが魅力的ですよ。キャラデザや作画の話だけではなくて、細かな演出やシナリオの流れから受ける雰囲気が何かしら違います。まるで違う作品のように思えます。
今回で愛佳と貴明の仲が急に進展することはないけれど、郁乃も貴明の人柄を知り、姉と彼が上手くいく可能性だってあることを感じたようです。郁乃が思ったのは、どんなに弱気で奥手でアピールポイントがなくても愛佳は愛佳、それが姉のいいところで、そんな姉のことがやっぱり好き、ということではないでしょうか。
郁乃自身もちょっぴり前向きに、これからみんなとも打ち解けることが出来るような描写もありました。郁乃が最後までヒネた様子のまま終わらなくて良かったです。

第2話の小牧姉妹のエピソード、面白かったです。
水着姿も堪能出来ました。(・∀・)







"るー泳法"にワロタ。郁乃のルーシーに対する突っ込みは一般人としてことごとく正しい反応ですよね(汗)。
ルーシーは TVA 本編では"唐突な変人"だったけど、このお話では"友だちと溶け込んでいる可愛い変人"になっている気がします。自分でも何を言ってるのか分かりませんが((
オープニングテーマ: 「一番星」 Suara
エンディングテーマ: 「春の日和の野原の寝顔」 力丸乃りこ
やはり OP はイイ感じの曲ですね。
ED は第1話と変わっていました。今回が小牧姉妹の話なので、力丸乃りこさん(愛佳の CV)の曲です。うん、それなり…でしたネ(汗)。
次回予告…になってません(笑)。
"るー語講座"はちっとも役に立たないし、例が日常生活ではめったにない状況なのはお約束…ひとことで言うとサービスカットでした(*´д`*)



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