
モールス篇。物質と恋の相転移。

絵描きだったサミュエル モールスが電磁石と信号を組み合わせてドットで文字を書くことを思いつき、長距離電気通信を発明するお話。子供たちには「才能がないからといって諦めずに考え続けていればいつか何かが掴める、何かを成せる」というメッセージ。作中の科学の話としては技術の発展、過去の理論を積み重ねて次の偉大な発明へつながっていくのが具体的に分かりやすく見えて面白かった。ただしモールスにヒントを与えるはずだったキーパーソンを酒で酔い潰してしまった真理パパはいったい何してるん(笑)。ときどき挿入されるコメディにくすっとくる。

相転移は、たぶん物理学や勉学の話だけではなくて人の心、恋の話でもあったと思う。真理が旬を意識しはじめるのがまさにそう。これまで和花の風太への恋が描かれるなら真理は旬と?と思ってたけどそんな描写はほぼなく、今回突然に見えたのだけど、それが無意識から意識に変わる恋の相転移だったのです。なんて言ってみる。
…真理と旬はすでに真理ママの公認になってますが(汗)。


秘書が残りのプリンを全部持ってった(笑)。黒木さつきは仕事以外は出来ない天然?と笑ったけど、もしかしたらすべてを当たり前のように自分のものにするという秘書の独占欲や性質を示したんじゃないかなと思った。プリンを研究成果に置き換えれば、最後に黒木さつきが御影から奪い去るという図が暗示のように見える。"秘書が黒幕"説に近付いてる。

パパが残した本が転送実験中に出現した(未来から来た)ものだったとは。真理ちゃんがのちに天才的な人物になるのは何となく分かってた。
タイムトラベル先で研究所と通信できるのは心強いね。和花ちゃんはさすが頭がよくてデータ解析や理解が早い。ふたり同時にタイムトラベルするとシステムが不安定になるっぽいし、和花がサポート役に回る役割分担が見えてきたかな。これで旬に何かあっても安心(汗)。
でもまた真理と和花のふたりで時間旅行してほしいよね。

今週の食べものはヘルシーで美味しいプリンの詰め合わせ。
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「モールスの閃き」 評価 ★★ 全部、持って行くのか……?