
萌やせよ命。

復讐を遂げようとする美馬の策略により、将軍パパは死に、大量のカバネが街へ放たれ、無名はヌエとなって、すごい勢いで金剛郭が最終決戦の舞台となりました。定番のスペクタクルなクライマックスに突入です。主人公が最後の命を燃やしてヒロインを助ける展開は熱くていい。
いろんなものをいっぺんに失った生駒が気力を失ってしまったのは人間らしくてよかった。カバネリだから強いということはないんですよね。そこから自分の無力さや怖さを知りながらも無名を救うために立ち向かっていけるのが人間の強さ。そこが自分の恐怖を埋めるためにチカラを使う美馬や将軍と、誰かを守るためにチカラを使う生駒の違いだと思う。限りある命を何のために使うのか。チカラはそのための手段に過ぎない。

裏切りと恐怖を味わわせてからパパを殺した美馬の復讐っぷりがなかなかのもの、だけどそれで美馬に何が残るというのかな。

失った右腕の代わりにツラヌキ筒(の派生武器?)を打ち付けて装着する生駒がカッコよかった。ツラヌキ筒は生駒の生き方の象徴でもあって、それが精神と肉体の両方でひとつになり、生駒の信念と覚悟が完全に固まった感じがした。
交わした約束の通りに無名は助かると思いますが、最後の命の火を燃やす生駒は生き残れる気がしない…。次回の最終回を見届けたい。

菖蒲さまがおっぱいと身体のラインを強調するエロい服装をしておられました。菖蒲さまのエロいシーンと活躍が今週で終わりというならちょっと悲しい。
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甲鉄城のカバネリ 第11話『燃える命』 感想(画像付) 美馬は復讐だけがすべてだったのね。本懐を遂げて燃え尽きてしまった…。 カバネの集合体の核にされた無名ちゃんが哀れすぎる。 本気になった生駒は別人すぎw バイオモードの生駒は無名ちゃんを救えるのか? 燃える展開になってきたw 以下、感想はつづきから ネタバレ含みますのでご注意ください。
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甲鉄城のカバネリ 第11話 燃える命 人を殺すのは人 そこに巣食う闇 虚栄 虚飾 恐怖 諦念 それは廻りまわる それは永劫か それは逃れられぬ運命か それとも…