
ナナキってよく見るとかわいいかも…? 『迷家 マヨイガ』最終話の感想です。


すっとこどっこい! 犠牲を払ってでも大好きなパパを助けようとしたこはるんがかわいい。美人は悪役が似合うという台詞に納得した。つまりほぼ最初から伏線は貼られていたのだ。
過去を話す真咲におそるおそる近付いてぺちぺちする光宗のナナキがかわいかった(笑)。真咲の心に踏み込もうとする光宗の心情が出てたね。
登場人物にとってそんな「かわいい」は過去のトラウマを怖がらなくなった、受け入れはじめてるということでした。

どんな心の傷も自分の一部。怖がらないで向き合うこと。過去があっていまの自分がある。苦しいのは自分だけじゃない。という人生につまづいたときに送るようなメッセージで、いちおう物語はそれなりにまとめられて終わりましたが、やっぱり中途半端なサスペンスと話の起伏が残念だった印象。
登場キャラ全員を前向きにするのではなく、逃げ道という選択肢を残したのはよかったかな。人はそれぞれ、強い者も弱い者もいるのだから、立ち上がれない人だっている。そのときが来るまで休息してたっていい。仲間がいればもっと心強い。
颯人やこはるんのことはある程度想像の通りでしたが、人や家族としての幸せよりも研究者の幸せをとった神山教授に少しばかり考えさせられるところがありました。
あっさり気味だったけど駆け落ちカップルに予想通りの破局オチがついてすっきり。その一方で同じ時間と場所でいくつかカップル(らしき関係)が生まれるのもまた人生の妙味だなぁと思うしかない。
取り留めのない文章になりましたが、1本まるごとナンコを主人公にしたエピソードを観たい。リオンとマイマイをキャストに加えるとなおよい。ということで感想は終わりです。
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