
アニメ『蒼穹のファフナー』(2004年制作)の感想です。人を謳ったいいロボアニメでした。





滅びに瀕した人類と謎の宇宙生命体フェストゥムとの衝突と対話を通じて人間の在り様を描いた SF ロボアニメ。
全体的に重いシリアス展開で、前半はゆっくりめで進んでいましたが、後半、終わり際のポエム語り(モノローグ)がなくなった頃から物語が加速、話の理解と悲しみと感動も加速して、とても面白かったです。
「あなたはそこにいますか?」というキャッチコピーの言葉の意味が少しずつ分かってくるのがいい。人が人であること。誰かとぶつかっても、お互いに対話と理解をし合おうとできるのが人間。人はそれぞれが個として違っているから素晴らしいということを全体で1つの生命体フェストゥムとの戦いで描くテーマが面白かった。
キャラがたくさん死んだけど、それぞれの死に意味があって後につながってくるのがよかった。オトナがオトナや親としてみんなを導いてる、カッコイイおじさんキャラがいるのは良いね。
一騎と総士の友情が1つの軸でしたが、女の子キャラ、とくに真矢と乙姫(つばき)ちゃんが可愛かった。
真矢の一途さがかわいい。真矢がファフナーに乗ったときの冷静さがカッコいい。

乙姫ちゃんはロリかわいい。運命を背負って生まれ、運命を受け入れた乙姫ちゃんが切ない。達観している子だったけれど、島と同化するため消えてしまうことに悲しみの涙を流したときは乙姫もやっぱり女の子なんだとグッときた。
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