
容赦なく生駒を蹴り飛ばす無名ちゃんかわいい。

人びととカバネリを乗せた甲鉄城は疑念と対立と混乱の中、金剛郭へ。人間でもカバネでもないカバネリの無名と生駒が周りに少しずつ受け入れられつつある…というところでカバネリが未知と恐怖の存在であることを思い出させるように波乱が起こるのが、先が気になって面白い。人びとの衝突を煽っていたアヤシイ男の真意、あるいは背後に誰かがいるのかどうかも気になる。



同じカバネリでありながら真面目だけどまだ未熟で弱い生駒と天真爛漫で強い無名ちゃんとの対比が面白いね。生駒が衝突を切り抜けられたのは、生駒が熱い信念を持ってるのはそうなのだけど、責任感と強い気持ちでリーダーらしく行動しはじめた菖蒲のおかげ。菖蒲が生駒が人間の敵ではないことを自ら危険を冒してみんなの前で証明してみせたから。一方の無名ちゃんは何も飾らず自分の心のままに行動し、その明るく自由奔放な性格で女性たちの気持ちを解いた。
でも結局、無名は悪びれもせず血が欲しいと言い、正気を失った生駒は菖蒲に襲い掛かったのだけど。だけど人とカバネリは違う性質で、もはや違った存在、だからあるがままをさらけ出すことが必要で、その先にお互いの理解が生まれる。…だといいのだけど。血のことは来週に分かるかな。
弱いものは死に、強いものが生き残るのはよくあることと言う無名ちゃんを生駒が変えていくのかな。そして妹に重なる無名ちゃんを守り抜くことで生駒は前を向いて生きることができる。無名ちゃんは人間に対してどこか諦めの気持ちがあって、でも心に人として望む何かを抱えていて、生駒はどこまでも人間を信じてる、そうすることで過去の自分を振り払ってるように見える。
『甲鉄城のカバネリ』はふたりが"家族"を取り戻す物語なのかもしれない。






無名ちゃんが強くてかわいい。容赦なく生駒を投げ飛ばして稽古をつける無名ちゃんがかわいい。これはご褒美。
腋。フトモモ。おっぱい。
甲鉄城のカバネリ カテゴリの記事
甲鉄城のカバネリ 第01話 「脅える屍」 感想甲鉄城のカバネリ 第02話 「明けぬ夜」 感想
甲鉄城のカバネリ 第03話 「捧げる祈り」 感想
甲鉄城のカバネリ 第04話 「流る血潮」 感想
甲鉄城のカバネリ 第05話 「逃げられぬ闇」 感想
甲鉄城のカバネリ 第06話 「集う光」 感想
Comment
- コメントは承認制です。書き込みの内容はなるべくネタバレを避けてくださいね。記事の内容に関係のない独自の感想は反応に困ってしまいます。宣伝やマルチポストのコメントは気付きしだい削除させていただきます。あと返信に時間がかかる場合が多いです。ご了承くださいませ。そのほか詳しくは"このブログについて"をお読みください。
Comment Form
Trackback
- TRACKBACK はお返しさせてもらっていますがブログ運営会社のサービス設定や通信状況によっては届かないことがありますのでご了承くださいませ。言及リンク(URL 記述)は必要ありません。そのほか詳しくは"このブログについて"をお読みください。
- *甲鉄城のカバネリ 第3話 捧げる祈り 衝動感想[ アニメガネ ]
- 2016/04/29(Fri) 19:42
本能には抗えぬ。
- *甲鉄城のカバネリ 第3話 捧げる祈り[ ゴマーズ GOMARZ ]
- 2016/04/29(Fri) 22:20
無名ちゃんと生駒くん、前途多難だよなあ・・・・
- *平時の器 戦時の器【アニメ 甲鉄城のカバネリ #3】[ 腐った蜜柑は二次元に沈む ]
- 2016/04/30(Sat) 22:56
甲鉄城のカバネリ 第3話 捧げる祈り そこにある断絶
- *【甲鉄城のカバネリ】 第3話『捧げる祈り』 キャプ付感想[ 空 と 夏 の 間 ... ]
- 2016/05/01(Sun) 18:52
甲鉄城のカバネリ 第3話『捧げる祈り』 感想(画像付) カバネと人の狭間にあるのが、カバネリ…。 心こそは人のものなれど、その糧は血! ゾンビでなくヴァンパイアみたいですね。 蒸気文明と一緒に、欧州のヴァンパイアまで流れて来たんですかね。 カバネリが血を吸った人間はどうなるのか? また気になる謎がw 以下、感想はつづきから ネタバレ含みますのでご注意ください。
- *甲鉄城のカバネリ 第3話 「捧げる祈り」 感想[ キラシナのアニメ・ゲーム時々教育の百戦錬磨日記 ]
- 2016/05/01(Sun) 20:11
カバネリなら仕方ないね。