
魔女会と、エゼキエルの涙。

戦争が生きるためや稼ぎや名声のためで、人びとの社会や生活と密着していて生々しい。絡み合う感情と命のやり取りがひたすらに血生臭い。時代を考えると当然のものなんだけど、マリアの言う通りにやっぱり争いなんてないほうがいいと思えた。
世界はいろんな人がいて時代の変遷とともにいろんな考えが生まれては変わっていく。たぶん人はよく間違う、けれど相手とぶつかりながらも話を聞いて理解して、一緒に生きていくことが大事なことなんじゃないかな。
マリアの行いが絶対に正しいとは誰も言えない。エゼキエルは故意ではなかったけれど、マリアを傷付けた事実は変わらない。だけどマリアは一緒に過ごしたエゼキエルのことをすでに分かってる、エゼキエルも分からないなりにマリアのことを知った、だからマリアへの狙いをわざとはずした。だからマリアは何も言わずにただエゼキエルを優しく抱きしめた。うまく言葉に出来ないけれど、それが何かしらの答えなんじゃないかな。


エゼキエルをぎゅっと抱くマリアが聖母さまに見えた。

マリアを介抱しつつの魔女会がまるで女子会だった。
マリアのことを気に入ったビブはマリアに変えられたということで、ビブの目論見通りにほかの魔女たちの話を聞くことになったマリアにも変わるものがあるはず。
ビブが言った「かつてマリアと同じことをしようとした子」って誰のことなのかな。ビブ? エドウィナ?
そしてアンのお婆ちゃんの容態が…? 思い返すと前回あたりでマリアのお使いをしたエゼキエルが何かやらかしてたような。エゼキエルの試練とマリアの受難のお話が続くようで楽しみです。
純潔のマリア 第05話 「SAPERE AUDE ―勇気を、分別を、―」 感想
純潔のマリア 第06話 「SUB ROSA ―薔薇の下で―」 感想
純潔のマリア 第07話 「BELLUM SE IPSUM ALET ―戦争は戦争を食う―」 感想
純潔のマリア 第08話 「LUPUS EST HOMO HOMINI ―人は、人にとって狼―」 感想
純潔のマリア 第09話 「CUM GRANO SALIS ―一つまみの塩を―」 感想
純潔のマリア 第10話 「ODI ET AMO ―我憎み、我愛す―」 感想
Comment
- コメントは承認制です。書き込みの内容はなるべくネタバレを避けてくださいね。記事の内容に関係のない独自の感想は反応に困ってしまいます。宣伝やマルチポストのコメントは気付きしだい削除させていただきます。あと返信に時間がかかる場合が多いです。ご了承くださいませ。そのほか詳しくは"このブログについて"をお読みください。
Comment Form
Trackback
- TRACKBACK はお返しさせてもらっていますがブログ運営会社のサービス設定や通信状況によっては届かないことがありますのでご了承くださいませ。言及リンク(URL 記述)は必要ありません。そのほか詳しくは"このブログについて"をお読みください。
- *【純潔のマリア】第7話『戦争は戦争を食う』 キャプ付感想[ 空 と 夏 の 間 ... ]
- 2015/02/25(Wed) 00:22
純潔のマリア 第7話『戦争は戦争を食う』 感想(画像付) 制止されたのにまた戦争を止めに入ったマリア。 ついにミカエルの裁きの矢が放たれてしまう! エゼキエルちゃんが、マリアに感化されて助けますが…。 戦争を止める行動が、別の悲劇になって救われないですね。
- *Σ(゚д゚lll)ぽっぽちゃん闇堕ちフラグ??? ~純潔のマリア 第七話 戦争は戦争を食う~[ 悠遊自適 ]
- 2015/02/25(Wed) 01:05
あらすじ(公式HPから抜粋)
- *純潔のマリア BS11(2/22)#07[ ぬる~くまったりと ]
- 2015/02/25(Wed) 13:39
第7話 戦争は戦争を食う LIBER VII BELLUM SE IPSUM ALET こんなことならもっと早く決めれば良かったと 使い魔を置き去りにして急ぐ。止めなければ、急ぐエゼキエル。 フランス軍の圧倒的な有利でイングランド兵を 次々に屠っていく。殺せないジョセフはイングランド兵を助けるが他の兵によって殺される。ル・ネ伯も高みの見物を決める。ガルファはもっと獲物が欲しいからと契約違反で...
- *純潔のマリア 第7話 『戦争は戦争を食う』 ビブはマリアに嘗ての自分を見ているのか。[ こいさんの放送中アニメの感想 ]
- 2015/02/26(Thu) 12:38
嘗てマリア同様、世の中を救おうとした子も居た。過去の経験からか、マリアのやり方が上手くいかない事が分かっていた様ですね。それでも助けるのは「自分に出来なかった事がマリアには出来るかも」と期待しているのか。 色々動いた…今後大変なことになりそう。ジョセフの頼みを振りきって、自身の矜持を貫いたマリア。戦争を無くしたい。フランス有利の戦場に割って入り、強引に集結させる。しかし素直に撤...