
『ハマトラ THE ANIMATION』の最終話の感想です。…なかなかの衝撃的なラスト(゚Д゚)



ナイスとモラルの決着は付いたけれど、テーマ的なものがあまり胸に落ちてこなかった。アートが生きているのは予想通りだった。…と思ってたらアートがナイスに銃口を向けて、撃った!? 暗転してそのままエンド!? とびっくりした。

しかも続くって何?(゚Д゚)
第2期があるとは思えないので(汗)、ゲームやコミックスや OVA でその後の物語を描くということなのでしょうか? メディアミックスを展開中の宣伝というオトナの都合のような気がしますけれど。



どうなのかな、アートがナイスを撃ったのは間違いないと思いますが、そのときの「ごめんね、遅くなって」というアートの台詞がどんな意味かで違ってくると思った。そのままアートがナイスとモラルに死を与えて"救った"とすれば破滅的エンド、チカラを持つ側が辿る悲劇と言えそうだし、あるいは伏線らしく見えていたアートに似た男の子(兄弟?)絡みの話だったかもしれない。そうなると過去が明かされる必要が出てくるのだけど。
あとアートが何かの能力に目覚めたとは思わないのだけど、ここまで観てきたから、何かありそうだと思ったアートの真意が気になる。


セオたちが「気持ちをナイスに伝えるんだ!」という無理やりに熱い展開になったときには苦笑してしまったのだけど、そこからナイスが携帯を放り投げたのには笑った。ナイスらしいと思った。
それは今回のサブタイトルとつながっていて、エゴではなく覚悟(エゴ)となっているのはナイスの行動のこと、そしてあるべき人の1つのカタチということかな。およそ人は自分のために行動する。人助けも偽善や自己満足とも言える。気に入らないという個人的な感情や正義感だったりする。だけどそれでいい。能力があるならあるままで、それを信念と責任をもって使うだけ。それは能力の有無や大きさや善悪によらない、どうするかを自分で決めて進む覚悟。ということなのかなと思った。
数行で感想を済ますつもりがちょっと長くなった(汗)。
『ハマトラ』はチカラを持つ者と持たざる者や自覚なく振りかざすチカラの意味など、いろいろと面白そうなテーマはあったのだけど、物語としてはやっぱり微妙な作品だったかな。作画と演出が足りてないから余計にそう見える。最初観たときはわりと能力バトルが繰り広げられそうと思いましたが、バトルシーンは初回のほかはわりとヒドイものでした(汗)。
残念な感じが残りますが、続きがあるのなら続きが気になる、そんな作品でした。
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