2014
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ログ ホライズン 第14話 「ワールド フラクション」 感想

エルダーテイルの世界 #14

魔法学者リ=ガンから少しずつ明かされていくエルダーテイルの世界の謎。事象と認識のすり合わせが面白い。

エルダーテイルの世界 #14

"ミラルレイクの賢者"の魔法学者リ=ガンによって語られたエルダーテイルの世界の歴史。シロエや視聴者たちのゲーム観と経験が世界の歴史や事象と重なって世界観が見えてくるのがとても面白い回でした。この世界がただのゲームではないことをじんわりと感じてくる。わくわくできて面白い。


エルダーテイルの世界 #14

  • かつて人間たちに滅ぼされようとしたアルヴ族が世界級魔法"ワールドフラクション"を起こした。何度でも転生する亜人間が生まれ、人間たちに暗黒の時代をもたらした
  • 240年前の第2のワールドフラクションによりこの世界に冒険者が現れた。98年前(現実世界で8年前)にシロエがやってきた
  • 世界の基盤に魂魄理論がある

ざっくりと書いてみましたが、シロエたちや視聴者がこれまでどこかゲームのような不確かな現実として受け止めていたものがエルダーテイルの世界と歴史そのものであると分かってくると、冒険者たちが置かれている状況が重みを増してくるね。

魔法はアルヴ族によるもの。アルヴの末裔のハーフアルヴ。魂魄の2つのエネルギーの存在と冒険者や亜人間の転生。エルダーテイルではシロエたちの世界の12倍の早さで時間が流れていたり、とまだ現実かゲームか何なのかの答えは出ませんが、エルダーテイル側から見ると大災害を含めてすべて歴史という"現実"となっているのが面白い。あくまでもファンタジーモノですが、大魔法があるならシロエたちがこの世界に召喚されても不思議はないかも…。事象と認識のすり合わせで世界観がカタチ作られていく感じがすごくいい。

魂魄理論の説明がありましたが、死ぬと情報の欠損が起こる、つまり程度は分からないけれど記憶が失われていくのが怖いと思った。魂の数は不変のまま流転する箱庭の世界のようにも感じたし、世界の真実が見えてきてもまだいろいろと謎がありまくりなのが面白いです。



エルダーテイルの世界 #14

さてミノリたちの強化合宿では、ミノリが消えない不安の理由や足りないものに気付こうとしてます。戦闘の知識はあっても実戦経験が少ないのは当然なのですが、ほかに信頼関係が必要なのかなと観ていて思った。ちょうど今回ルンデルハウスと五十鈴が少し仲良くなって、五十鈴がルンデルハウスをルディと呼びましたが、そういう仲間との心の距離感が大事なのかも。そこではじめて連携や戦術が意味を持ってくるんじゃないかなぁ。
と思ったことを書いてみましたが、ミノリが見つけたものと来週からの活躍を楽しみに待ちたいと思います。


エルダーテイルの世界 #14

キザだけど陰で努力しているルンデルハウスと、ルンデルハウスのことを理解しそうな五十鈴とのペアには今後も注目ですか?( ̄▽ ̄*)



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Author : Chel

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* 妄想系劇場型、思い込み脳内補完の感想記事をよく書きます。解説や考察は出来ません。

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