
涙の向こうに目指す夢はある。



今週もいいお話でした。蘭ちゃん…!・゚・(ノД`)・゚・
アイドルとしての夢を追い続ける少女たちの汗と涙の1つの到達点にして通過点、そしていろんなものを乗り越えてさらに先にある輝きへと向かって進み続ける、そんな熱くて眩しい少女たちの軌跡を目の当たりにしたようなお話でした。泣ける。

美月のユニット"Tristar"の最後の1枠を賭けたラストオーディション。公開面接に臨んだ3人のうちで、一部描写を省かれたはずの蘭だけが、「ステージが自分の居場所」、「誰と組んでも"Tristar"であってもなくてもそれは変わらない」という返答で何か大切なものを示したという雰囲気があったんですよね。「紫吹蘭は、紫吹蘭」という台詞もカッコ良かった。カッコイイだけでなくて、その言葉にはこれまでとこれからの蘭のアイドルとしての変わらない強い意志を感じました。ここでもしかして選ばれるのは蘭なのかなと思ってました。


そこから、誰が選ばれても親友同士の別れになる、でもその寂しさも、みんなの想いや責任もすべて背負って進むんだ、という彼女たちの夢と想いが熱くて切なくて、最後に選ばれた蘭と蘭を見送るいちごとあおいの涙の別れにつながっていくのが良かった。泣けてきた。
泣きそうになった余韻のままに聴いたエンディング曲「ヒラリ/ヒトリ/キラリ」の歌詞が物語とぴったりと重なっていて、また泣きそうになった。
みんなライバルで仲の良い親友。だけどいつかはみんなそれぞれの道を進む、いつまでも一緒にはいられない。でもひとりだけど、独りじゃない。想いは距離を越えてつながっている。みんなアイドルのトップスターを目指して頑張ってきた。今回は美月の必要とする資質を蘭が持っていたということ、なら蘭は掴んだそのチャンスを活かして自分の目指す道を進んでいけばいい。その先に夢見る自分たちの未来が待っている…。


ま、どちらかが Tristar に選ばれるといちごとあおいが逢えなくなるという意味でも、あとやはり美月の月といちごの太陽との対比の意味でも、選ばれるのは蘭しかいなかったのかもね、なんて思ったりもします。
モデルとしては活躍していましたが、これからはアイドルとしてのスターの道を駆け上がっていく蘭を応援したいです。というかわりと負け続けていたような気もする蘭ちゃんがようやく光を掴んだということも含めて応援したい。そして蘭がこの先にライバルとしていちごたちの前に立ち塞がるかもしれないことが楽しみ。
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