
感想を書くのがだいぶ遅れてしまいましたが、『氷菓』最終話の感想です。ざっくり気味に。
"遠回りする雛"はえる、そして奉太郎のことなのかな。悩みながら進んでいく青春の匂いがします。この先、奉太郎とえるが結ばれるかもしれないし、結ばれないかもしれない、という夢も幸せも切なさも痛みもあるのがまさに青春模様だという感じがしました。
思春期での煌くような甘酸っぱさを描いたこの作品がとても面白かったです。おもに胸に痛みを感じるお話が多かったのですが、それが誰もが通り過ぎてゆく青春の情景をより色濃く映し出していたかもしれません。

えるが可愛かった。最終話でのえるも舞い散る桜も美しかった。なぜかちょっと切なくなった。
先のことは分かりませんが、それでもやっぱり奉太郎とえるが結ばれるといいな。
熱にほだされたような、揺らめく幻のような青春の煌きと脆さと儚さ。そんな中に夢を見るのも重ねてみるのもいいではないですか。

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