古いアニメ『新造人間キャシャーン』の実写/劇場版の『CASSHERN』(公開は2004年4月)が TV で初登場、というので観てみました。
1行で感想をまとめると:
「爽快なアクションヒーローもの」と思っていたらテーマが重たかった。しかも何だか分かりにくい。
原作アニメをほとんど覚えていないので作品を上手く実写化出来ていたかどうかは分からないけども、観ていて思ったことは、映像がひどく狭いなぁということです。
見える場所が狭い。現実にない部分はほとんど CG だと思うのだけど、空間に箱庭的なものを感じました。こじんまりとしたセットの中で撮影をしたみたいな。
アクションも動きはあるけれど分かりづらいような。
マンガのコマ割りみたいなものが続いても(実際に漫画的表現が多かったけれど)、途切れのない映像で見ると状況が掴めない。勢いだけで誤魔化された感じがします。
内容的に根底で重要だと思う「新造細胞」の設定説明が薄い。すくなくとも自分は薄い気がしました。
黒い犬が登場してきて、たしか原作アニメではいっしょに戦った仲間かなー?と思っていたら、出てきただけでした。
とにかくものすごく中途半端な印象を受けてしまいました。ストーリーが最後まで分かりにくいってのはわたしだけではないはず…?
おかね払って映画館で観るものなの? これ。
でも演出に光をよく使ったり、ほかとはちょっと違うなーと思うところが多かった。ロボット兵が進軍するところは開き直ったようにアニメちっくで印象深かったです。
と、最後にフォローしておきますね。
Comment
- コメントは承認制です。書き込みの内容はなるべくネタバレを避けてくださいね。記事の内容に関係のない独自の感想は反応に困ってしまいます。宣伝やマルチポストのコメントは気付きしだい削除させていただきます。あと返信に時間がかかる場合が多いです。ご了承くださいませ。そのほか詳しくは"このブログについて"をお読みください。
Comment Form
Trackback
- TRACKBACK はお返しさせてもらっていますがブログ運営会社のサービス設定や通信状況によっては届かないことがありますのでご了承くださいませ。言及リンク(URL 記述)は必要ありません。そのほか詳しくは"このブログについて"をお読みください。