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さんかれあ 第12話 「あの瞬間…俺は…」(最終回) 感想

  • 18:11 |  Category [さんかれあ]
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さんかれあ #12

最終話です。明確な結末はなかったけれど…。

プチホラーっぽい終わり方だったかな。
コメディ作品でもあるので全体的には明るくほんわりとした雰囲気があるのだけど、物語の奥底には人間とゾンビの悲恋がずっと漂っている感じがします。だけどたとえ悲しい運命だとしても、終わりを迎えるまでは、後悔しないように精一杯生きることが幸せで希望なんだ、というようなものもあって。


さんかれあ #12

最後のシーンにはそういう何とも言えない余韻を感じました。

礼弥が千紘に抱きついてキスをしたのは、礼弥の身体に何が起こったのか、ゾンビとしての衝動なのか、よく分からないですが、少なくとも理性が効かない状態での「千紘 LOVE!」な想いはあるはず。異変は気になるけれど、恍惚とした礼弥ちゃんがエロ可愛い。

対して千紘には、誰かの人生を背負う責任の重み、しかもそれがあとどれだけ生きられるか分からない未知のゾンビだったりする訳です。だけど同時に、夢だったゾンビっ子と暮らす幸せの日々がある。そこにはちょっとしたことですぐどちらかに傾いてしまうような脆さがありますよね。礼弥の学校のことを含めて前向きに踏み出した千紘が押し倒されたときの、困ったような、だけど幸せそうな表情が、そのことを絶妙に表していたような気もします。


さんかれあ #12

気持ちしだいで変わるのですよね。礼弥が手にしていた線香花火もその1つの答えで、たとえ短くても、儚くても、小さくても、一生懸命に生きればきっとそこに幸せはある。時間は短くても、想い合うふたりがともに一緒に生きることに意味があるのかなと思います。

後は団一郎も治療方法を見つけるために独自に動いているし、もしかしたらこの先に本当のハッピーエンドがあるかもしれない、という気もしていたり。作品の中で結末が示されていないのでどっちとも取れるような感じかな。運命は決まっていない、だから悲運も未来もあると感じました。


さんかれあ #12

周りも優しい人ばかりです。
萌路は気を遣ってくれるし、礼弥のための紫陽花料理も作ってくれる。蘭子は礼弥が女の子として思い残すことがないように背中を押してあげる。わんこはいい子だわぁ。

だから千紘も礼弥のために出来ることをしながら、礼弥と生きていけばいいよね。この物語の結末がどうなるかは分からないけれど、そのときが来るまで、運命を受け入れてふたりで一緒にいればいいと思います。それがふたりにとっての幸せになるのなら、時間も、結末だって関係はなくて。それを信じて進んでほしい、と思いました。


最後に、ゾンビとしてときどき怖さも見せる礼弥が可愛かった。それだけに礼弥と千紘の恋がどうなってしまうのかはすごく気になる…と書いておきます。



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Author : Chel

* おもに深夜アニメの感想/レビューを書いています。…のはずがいつのまにか朝/夕方アニメの感想が多くなってた。どうしてこうなった。
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