2012
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さんかれあ 第10話 「強い…思い…」 感想

  • 18:24 |  Category [さんかれあ]
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さんかれあ #10

あら、亜里亜さん可愛い。

さんかれあ #10
さんかれあ #10

拉致監禁された千紘に亜里亜が語って聞かせた散華家の真実。
最初は家や財産目当てだったのだろうけれど、亜里亜はいつの間にか団一郎を愛するようになっていたのですね。継母だとは知らなかったけど、いままで見てきた亜里亜の言動からは、団一郎への愛情の裏返し、振り向いてほしい気持ちだというのは何となく思っていました。

結婚したのに一度も相手にしてもらってない、というか、好きも、嫌いも、憎しみでさえも、何の感情も向けられていないというのは想像以上に寂しいと思いますよ。必要だったのは母親という存在のみであとはまるきり無関心。相手が愛する人だけにそれは相当きつかっただろうね。それでお酒に逃げたりしていますが、亜里亜の団一郎への愛や切なさや寂しさは今回の話で分かってきました。
ゾンビになった礼弥は身体が腐っていったり肌もどんどん汚らしくなっていくんでしょ、と笑う亜里亜には女の情念を見た気がします。だけどその気持ちは分かるし、泣いたりばーぶに癒しを求めようとした亜里亜がなかなか可愛かったです。



さんかれあ #10

団一郎は妻の死で歪んでしまったのでしょうか。
礼弥は純真さと美しさを受け継いだ、前妻の忘れ形見。というかもはやそれ以上ですよね。前妻への愛が強く、深すぎたばかりに、団一郎の"礼弥愛"(汗)が出来上がってしまったのでした。

でも、結局、団一郎は亡くなった妻の影を追いかけているだけで、礼弥のことを見ていませんよね。礼弥愛なんて言ってるけれど、それは親の愛情ではなくて、自己愛みたいなものだと思います。団一郎は妻を失った現実と自分の心を礼弥で埋めようとしている、逃げたままなのです。


さんかれあ #10

来週からはいよいよ千紘と団一郎の対決がはじまるようですが、ここは千紘(と駆けつけた礼弥)が団一郎の目を覚まさせるべきですよね。団一郎が礼弥をちゃんと娘として見て、そして礼弥を千紘に預けることが、この作品のとりあえずのハッピーエンドになるのかな。話数的にも、物語のいい区切りの結末になると思います。

あと出来れば可愛いと思った亜里亜さんにも少しでいいから救いの光を見せてあげてほしいな。妻を失って死んだみたいになっていた団一郎をずっと支えたのも亜里亜で、その愛はいまでも変わっていないはず。時間はかかるだろうけれど、いまからでも家族や夫婦の絆を取り戻してほしいです。
そのための今回のお話でもあったと思うし、そういう展開を期待してます。



さんかれあ #10

ロリ礼弥たん(*´д`*)ハァハァ



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Author : Chel

* おもに深夜アニメの感想/レビューを書いています。…のはずがいつのまにか朝/夕方アニメの感想が多くなってた。どうしてこうなった。
* 妄想系劇場型、思い込み脳内補完の感想記事をよく書きます。解説や考察は出来ません。

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