2012
05
28

氷菓 第6話 「大罪を犯す」 感想

  • 18:15 |  Category [氷菓]
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氷菓 #6

天使チタンダエルの大罪。

氷菓 #6
氷菓 #6
氷菓 #6

数学の尾道先生がなぜ授業進度を間違ってしまったのかを奉太郎が解き明かしたお話。1話完結のエピソードで、学校の日常という青春の1コマを切り取ったようなお話が面白かったです。
謎自体は大したことないと後で分かるのだけど、なぜあのえるが怒ったのかが最初に気になったし、解き明かす過程に惹き込まれたし、人間の歴史はおそらく7つの大罪にも支えられているはずなんて分かったような気にもなるし、えるが可愛かったし、観ていて楽しかった。別に用意していたお菓子を使った回答の図解も面白かった。


氷菓 #6 千反田える
氷菓 #6 千反田える

こうやって話を進めるとキャラのことが分かってくるのですよね。摩耶花や里志のこともそうですが、今回は奉太郎と同じく、えるのこともまた少し意外な気持ちで知ることになりました。

温厚なえるでも怒ることがある。出来心で冗談だって言う。その普通っぽさが可愛い。冗談はもしかしたら奉太郎を意識して言ったのかもと思ったら何だかさらに可愛い。そして最後に分かったことは、それでもえるは怒ることは悪いこと、自分にも非があるはずで、だから謝りたいと思うような性格の子だということ。優しいと簡単に片付けていいとも思っていないのだけど、それでもえるは優しい子だと思います。


氷菓 #6 千反田える
氷菓 #6 千反田える
氷菓 #6 千反田える

えるが可愛いのはもうとっくに知っていますが、今回もまた可愛くて。
知りたい、気になります!と奉太郎に迫るえるが可愛すぎてきゅんときた。熱意と女の子の魅力が画としてじゅうぶんに表現されていて、もうね、奉太郎が羨ましいとしか。

その奉太郎は、えるの心の内まで知った気になるのは傲慢だと独白しました。何となく態度に出ているような気もするのだけど、つまり奉太郎はえるのことが気になっているし、えるのことを知りたい、という気持ちになっていますよね。奉太郎ならどうでもいいと思っている相手のことでそんな気持ちを感じたりしないと思いました。

こうやって変わっていく奉太郎を見ているとちょっと面白くて…あとやっぱり羨ましい。身体を寄せるこの近さはえるの心の距離にも見えてしまうのです。意識していなくてもね。



氷菓 #6 千反田える

何が言いたいかというと、えるちゃんが可愛すぎるのがもはやひとつの罪。だから懺悔としてちび天使えるちゃんを1匹ください。



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Chel
Author : Chel

* おもに深夜アニメの感想/レビューを書いています。…のはずがいつのまにか朝/夕方アニメの感想が多くなってた。どうしてこうなった。
* 妄想系劇場型、思い込み脳内補完の感想記事をよく書きます。解説や考察は出来ません。

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