
小阪ちひろ篇、スタートです。
神のみぞ知るセカイII FLAG 5.0 「たどりついたらいつも雨ふり」
矛盾だらけのリアル(現実世界)で頑張っても何もいいことはない――。桂馬はそう言ったけれど、決してそんなことはありませんよね。


リアルを拒否し続けて食料をほとんど摂らず、倒れてしまった桂馬。そんな彼の前に現れたのが高原歩美でした。歩美は第1期で桂馬が救った子ですね。
歩美は駆け魂関連の出来事の記憶を失っているはずですが、それでも桂馬のことを気遣ってくれるようです。それは桂馬への想いを思い出しているのか、それともただの優しい性格からなのか分かりませんけれど、ともかく過去に桂馬が頑張ったから歩美はこうやって元気に無事でいられて、いまこうしてその行為が桂馬に返ってきたということではないでしょうか。桂馬はその優しさに触れ、リアルで頑張ることがまったく無駄になることもないんだ、と知ることになるのかも。
相変わらず思い込みのズレた感想のような気がしますが、そうゆうのってわりと大切なテーマの1つだと思えるし、もしかしたら今後の桂馬の成長にとっても大事なことかもしれない、なんて思ったので、ちょっと書いてみました。
今回の対象は桂馬やエルシィのクラスメイトの小阪ちひろです。

ゲームの中にモブはいても現実にはモブはいません。桂馬にモブと形容されたちひろだって彼女の人生を生きる立派なヒロインなのです。泣いたり落ち込んだりもする1人の女の子なんです。優しい桂馬はそれが分かるから振られて落ち込む彼女に声をかけようとしたのではないでしょうか。駆け魂や転生のことは自分を納得させる言い訳なんだと思います。
ちひろは立ち直りも次の恋への切り替えも早かったけれど、賭け魂に心の隙間を狙われる悩みが必ずあるはずで…、ちひろの悩みはいったいどんなものなのでしょうね。


桂馬はちひろからカウンター悪口を喰らって落ち込み、"神にーさま"から"神にーとさま"にクラスチェンジしました。桂馬が部屋に引き篭もり続けるのを季節で表現した演出が面白かったです(笑)。桂馬の重度の引き篭もり具合(=リアルを拒否する心)、エルシィが桂馬を心配して暖かく見守る様子、日数の経過、そのすべてがよく分かる描写だったなぁと思いました( ̄▽ ̄;)

神のみぞ知るセカイII カテゴリの記事
神のみぞ知るセカイII 第01話 「一花繚乱」 感想神のみぞ知るセカイII 第02話 「一拳落着」 感想
神のみぞ知るセカイII 第03話 「地区長、来たる。」 感想
神のみぞ知るセカイII 第04話 「地区長、誇りを取り戻す。」 感想
神のみぞ知るセカイII 第05話 「たどりついたらいつも雨ふり」 感想
神のみぞ知るセカイII 第06話 「10%の雨予報」 感想
Comment
- コメントは承認制です。書き込みの内容はなるべくネタバレを避けてくださいね。記事の内容に関係のない独自の感想は反応に困ってしまいます。宣伝やマルチポストのコメントは気付きしだい削除させていただきます。あと返信に時間がかかる場合が多いです。ご了承くださいませ。そのほか詳しくは"このブログについて"をお読みください。
Comment Form
Trackback
- TRACKBACK はお返しさせてもらっていますがブログ運営会社のサービス設定や通信状況によっては届かないことがありますのでご了承くださいませ。言及リンク(URL 記述)は必要ありません。そのほか詳しくは"このブログについて"をお読みください。