※ 再視聴での感想です。
沙羅の担当回ですが、もちろんあかりの良さも詰まっています。あふれる涙とステキな呪文にドッキ☆ドキ。

沙羅の担当回ですが、もちろんあかりの良さも詰まっています。あふれる涙とステキな呪文にドッキ☆ドキ。
ジュエルペット てぃんくる☆ 第31話 「沙羅とサフィーでドッキ☆ドキ!」
沙羅がはじめて自分の気持ちと向かい合うことが出来たお話でした。2度目観ても沙羅の涙のシーンで泣けてきます(ノ∀`)


沙羅は本当はずっと寂しくて、両親と逢いたいと思っていたし、あかりたちとも一緒にいたいのです。
沙羅に自分のその気持ちを素直に受け入れさせたのは、やはりあかりでした。
「友だちなんて必要ない」と言っていた沙羅だけど、もうすでに彼女はあかりと出逢って一緒にいることの楽しさ、喜びや苦しみを共有できる仲間の存在を知ってしまっているのです。だから友だちのためにいつでも一生懸命になれるあかりの想いに心が動かされます。それはあかりのチカラです。
あかりと沙羅が手を取り合って魔法を唱え、ふたりで枯れた鉢植えを見事に蘇らせることが出来たけれど、そうでなくても沙羅の心はあかりと赦し合えたときはすでに決まっていました。
この枯れた鉢植えはずっと押し隠していた沙羅の両親への気持ち。こっそりと水をあたえる行為は心のどこかで両親と逢いたいと願っていたから。だから沙羅がその気持ちを受け入れたとき、あかりとも通じ合えたときには、魔法が成功して花が蘇ることは決まっていたのです。いまは両親と逢えなくて寂しい、だけどいつか逢えると信じることが出来るようになったから。
そしてその信じる心が生まれるのはきっと友だちがいて彼女を支えてくれるから。


沙羅が他人と距離を取って完全に独りでいるようになったのは寂しさの裏返しではないでしょうか。
もともと実験や研究に夢中になるような子だけど、沙羅は研究に没頭することでしか両親と逢えない寂しさを紛らわすことが出来なかったのだと思います。「逢えなくても別にいい、研究のことだけ考えていられる」。違うのです。あんな小さな子供が寂しくない訳はありません。逢えないから研究のことだけをもっと考えるようになったと思えるのですよ。
沙羅が他人と接しようとしないのもそういう寂しさを覚えるのがコワイからだと思いました。誰かと親しくならなければ二度と寂しい想いをすることはありませんから。
本当のところは分かりません、でもともかく結果として沙羅はずっと独りきりで、他人との接し方をまったく知らずに過ごしてきました。
そんな沙羅だから、あかりと離れることに耐えられないと気付いても仲直りする方法が分からず、ただサフィーを抱いたまま肩を震わせ涙の流れるままに泣くしかないのですね。だって沙羅は本当にどうしたらいいのかが分からないのだから。見ていてかなり切ないです。もうサフィーごと沙羅を抱きしめたい。



サフィー 「わたし知ってるわ。仲直りの魔法。とっても簡単な呪文があるのよ」
このときのサフィーがステキ過ぎた。耳が羽に見えて、まるで天使。そして乙女。可愛い過ぎます。さすが沙羅のパートナーです。もう沙羅ごとサフィーを抱きしめたい。
サフィーも嬉しいのだろうなぁと思いますよ。サフィーは沙羅のパートナーとしてずっと彼女のことを見てきて、沙羅の抱えている孤独をずっと何とかしたかったはずだから。
いまの沙羅にはあかりやミリアという本当の友だちがいます。今回で沙羅は少し成長し、そこからもっと成長出来るはずです。

とてもいいお話でした。サブタイトル的に予感はしていたのだけど、それ以上でした。何か大切なことを教えられた気がします。


あかり×ミリア、あかり×沙羅のダブル「はい、あ~ん」も炸裂。とくに沙羅にとってはあかりが特別なのだから、見ていて悶えるしかありません。
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